すべての参加者に、OpenStreetMapからのハッピークリスマス。
このひとことはもしかしたら、ちょっと意味が違っているかもしれません。こうした投稿は企業のウェブサイトでよく見る内容ですが、このOpenStreetMapはプロジェクトです。そして、OpenStreetMapは共同作業であり、地図でもあり、データベースでもあり、コミュニティでもあります。ですが、企業ではありません。私がOpenStreetMapのことを例えるときによく使う言葉は “インターネットに煌めく星々の集合体/nebulous internet collective” です。OpenStreetMapは、私たち参加者すべてから成り立っています。もし私たちがOpenStreetMapとして “ハッピークリスマス” と声をかけるとしたら、それは私たちが、私たちひとりひとり自身に “ハッピークリスマス” を願うことだ、と考えると、このセンテンスはもうすこし意味が通ってくるかもしれません。私は、すべてのOpenStreetMapperが、お互いに幸せなクリスマスを願っていると信じています。
私たちはこのプロジェクトを通じて、オープンなライセンスの世界地図を創りだそうとしています。たとえあなたが他のマッパーに会ったことがあってもなくても、コミュニティで展開される議論に参加していてもいなくても、あなたはあなた自身の手で、世界を構成するひとつのピースを、世界中のみんなで組み上げるこのステキなパズルにはめ込んでいるのです。OpenStreetMapマッパーが隣にいることを思い浮かべて、ハッピークリスマスを伝えましょう。(もしかしたら、ハッピークリスマスじゃなくて、ハッピーホリデーだったり、謹賀新年だったり、時候の挨拶だったり、冬祭り万歳だったり、、、かも?)
そしてもちろん、OpenStreetMapを利用しているすべてのひとたちにもハッピークリスマスを。ウェブサイトに地図を埋め込んでいるひと、モバイルアプリに地図データをダウンロードしているひと、紙に地図を印刷しているひと、すべてのひとびとに。OpenStreetMapがみなさまにとって楽しいものでありますように。そして、私たちへクリスマスプレゼントのおかえしをするには、簡単な方法があります。あなたもぜひ、プロジェクトにご参加ください!
This post is also available in: 英語